用意されているローンの一本化を断念する

銀行や金融機関が謳うローンの一本化は、私には、マッチしないものでした。電車の広告をキッカケに、いくつかの金融商品を調べたのですが、そんな都合のいいものはありません。ないものをねだってもしょうがない、次のことを考えねばなりません。
この先、年収が上がるとは予想できず、むしろ下がっていくのは、ほぼ確実です。こうなれば、当たり前のことを当たり前にやるだけです。要するに入ってくる収入に見合った規模まで生活を圧縮する。いろいろなものを切り捨てるしかありません。
当たり前のことなのですが、これをやるのは、なかなか大変です。けれど見栄をはって生活のレベルをできるところまで維持して、最後に自己破産するよりもマシです。悲壮な覚悟で挑みます。維持費、管理費の高かった自宅のマンションを売却し、一回り小さく、駐車場代のいらない戸建てに移りました。売却損、実質の資産の目減りはありましたが仕方がありません。思い入れのあるマンションでしたが、駐車場代、管理費、修繕積立だけで毎月10万円近い維持費を節約できました。毎月の住宅ローン返済額は、ほぼ同じです。まだその時点では、返済額を減らした新規の住宅ローンを組めるだけの収入はありました。これだけ収入があれば、まだまだとも思えましたが、この先どこまで年収を落とすことになるかわからない。苦渋の選択でした。大きな、広い家に引っ越すなら喜ばしいことですが、そんな気持ちはなく、何とも言えぬ新居です。しかし、やって正解でした。もしこの決断をしていなければ、とっくに行き詰って、自己破産、任意整理をしていたでしょう。

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ローンの一本化をどう考えるか
ローンの一本化などを考えたり、気になったりするとしたら、かなり追い詰められている状態じゃないだろうかと想像します。かなり悩んだ経験者として、アドバイスできるとしたら、小手先のことでは、おそらく生活の再建は厳しいと思います。最初に書きましたが、まずは入ってくるお金に見合う生活に切り詰める。それに尽きます。 また、自己破産や任意整理ですが、自殺や犯罪をするくらいだったら、そちのほうがいいに決まってい